ぶるんぶるん

精選版 日本国語大辞典 「ぶるんぶるん」の意味・読み・例文・類語

ぶるん‐ぶるん

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 物のふるえ動くさまや震動する音を表わす語。
※安吾巷談(1950)〈坂口安吾〉ストリップ罵倒「女の子モモが私の鼻の先でブルンブルン波うち、ふるえるのである」
② 寒さなどで身体のふるえるさまを表わす語。
※一九二八・三・一五(1928)〈小林多喜二〉二「その寒さが殊にブルンブルンとこたへた」
③ 大きく振り動かすさまを表わす語。
若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上「出席簿をブルンブルンふりまはしながら」

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