ばかりに

精選版 日本国語大辞典 「ばかりに」の意味・読み・例文・類語

ばかり‐に

(「に」は格助詞接続助詞のように用いる) ある行為をした(またはしなかった)というだけで、考えもしなかった悪い結果になることを表わす。一見何でもないことが原因となって取り返しのつかない事態になる場合に用いる。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)四「江戸子の声色つかふたばかりに、高札で落した」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android