ど頭(読み)どたま

精選版 日本国語大辞典 「ど頭」の意味・読み・例文・類語

ど‐たま【ど頭】

〘名〙 (「どあたま」の略。「ど」は接頭語) 人をののしって、その頭をいう語。
歌舞伎幼稚子敵討(1753)三「どたま捻ぢ切て雀に拾わすぞよ」
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)六下「イヤ細言(こまごと)ぬかすない。どたまにやしてこまそかい」

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