精選版 日本国語大辞典 「どさ」の意味・読み・例文・類語 どさ 〘名〙① =どさあ※洒落本・当世気どり草(1773)「みやこ言葉を楚語(ドサ)になまるも面白し」② 地方・田舎、また、田舎者をさげすんでいう語。※雑俳・雪の笠(1704)「しをらしや・どさの国からしのぶずり」③ 取柄のない人。※歌謡・仏説阿呆多羅経「さすがのどさめも、初めて思い知り」 どさ 〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) =どさり①※幻影の盾(1905)〈夏目漱石〉「ヰリアムは六尺一寸の身を挙げてどさと寝返りを打つ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報