でに

精選版 日本国語大辞典 「でに」の意味・読み・例文・類語

でに

語素人称代名詞など、人を表わす体言助詞「が」や「の」が接した形につき、それ自身で、それみずからの意を表わす副詞句をつくる。
浄瑠璃・愛護若塒箱(1715頃)一「わしが男をわしがでにどうしようと構やんな」
※浄瑠璃・応神天皇八白旗(1734)四「お主のでに喰殺してお了ひなさるる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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