つがなし(読み)ツガナシ

デジタル大辞泉 「つがなし」の意味・読み・例文・類語

つが‐な・し

[形ク]これというわけもない。たわいない。つがもない。
「恥も哀れもうち明けて、―・くこぼす正月の、涙も顔に憎からず」〈浄・寿の門松

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「つがなし」の意味・読み・例文・類語

つが‐な・し

〘形ク〙 これといったわけもない。たわいない。つがもない。
浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)上「恥も哀も打あけて、つがなくこぼす正月の涙も、顔ににくからず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android