デジタル大辞泉
「すこびる」の意味・読み・例文・類語
す‐こ・びる
[動バ上一]ひどくませている。こましゃくれる。
「―・びた餓鬼め」〈浄・大織冠〉
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す‐こ・びる
〘自バ上一〙 すこ・ぶ 〘自バ上二〙 (「す」は
接頭語。「ずこびる」とも) 気どった
様子をする。こましゃくれる。えらぶる。利口ぶる。
※
甲陽軍鑑(17C初)品三三「か様のざれごとも、済家洞家の
禅宗へ
立入、少し禅宗口にづこびて申也」
※
浄瑠璃・
大職冠(1711頃)三「エエすこびた餓鬼
(がき)め」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報