デジタル大辞泉
「じゃじゃ馬」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
じゃじゃ‐うま【じゃじゃ馬】
〘名〙
※
俳諧・西鶴大句数(1677)八「邪々馬に神主一人引のせて 夜前ふしぎの夢の御たづね」
② (比喩的に) 性質が激しくて、他人の言うことを聞かずに暴れまわる者。あばれ者。
※評判記・
長崎土産(1681)三「
金山は立ち姿少じゃじゃ馬也」
※歌舞伎・和布苅神事(1773)二「挨拶人も
一群に、まくり立てたるじゃじゃ馬
(ウマ)親仁」
③ 特に、夫や
目上の者などの言うことを聞かないおてんばな女。
[
補注]「じゃじゃ」は元来は「
じやじや」という
擬声語。「ロドリゲス日本大文典」には「虫がやかましく鳴く」といった意味を表わすと記されている。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報