尻軽(読み)シリガル

デジタル大辞泉 「尻軽」の意味・読み・例文・類語

しり‐がる【尻軽】

[名・形動]
動作の活発なこと。また、そのさま。
落ち着きがなく、行動の軽々しいこと。また、そのさま。「尻軽な振る舞いは慎め」
女の浮気なこと。また、そのさま。
[類語](2おてんばはすっぱおきゃんじゃじゃ馬ボーイッシュギャルソンヌフラッパーマスキュリン蓮葉はすはあばずれ跳ね返り跳ねっ返り男勝り悪魔ずべずべ公/(3淫らみだりがわしい卑猥ひわい淫猥いんわい猥褻わいせついやらしい淫靡いんび淫乱いかがわしいエロチックエッチ官能的肉感的扇情的性的あだっぽい色気なまめかしい色っぽいあだ色香つやっぽいあでやか濃艶妖艶あで姿セクシーチャーミングコケットリーコケティッシュエロセクシュアル不身持ち不品行ふしだら不行状不行跡淫蕩好きしゃ好きもの色好み色情狂色気違い自堕落エロい好色多淫放蕩遊蕩邪淫荒淫姦淫かんいん淫奔いんぽん漁色酒色すけこましジゴロきわどい淫婦女たらし女狂い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尻軽」の意味・読み・例文・類語

しり‐がる【尻軽】

〘名〙 (形動)
① 尻の軽いこと。起居の活発なこと。身軽なこと。また、そのさま。
浮世草子好色一代女(1686)一「身拵へ取いそぎ、駕籠待兼(まちかね)(シリ)がるに乗移りて」
② 振舞いのかるがるしいこと。かるはずみ。
多情なこと。特に、女の、浮気なこと。
仮名草子・御伽物語(1678)二「そふからはかしづくべきなり。世のしりがるなるをんなにきかせてしがな」

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