しんどが利(読み)しんどがり

精選版 日本国語大辞典 「しんどが利」の意味・読み・例文・類語

しんど が 利(り)

(苦労したことだけがもうけの意) 働いても何も得るところがないこと。骨折り損のくたびれもうけ。しんどうが利。
浄瑠璃伊賀越道中双六(1783)六「平作千鳥足、しんとが利になる蒟蒻の砂になるかと悲しさに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android