しのぎは

精選版 日本国語大辞典 「しのぎは」の意味・読み・例文・類語

しのぎ‐は

〘名〙 古代の矢の一種
万葉(8C後)一三・三三〇二「梓弓 弓腹(ゆばら)振り起し 志乃岐羽(シノギは)を 二つ手挟(たばさ)み」
[補注]風をよく凌(しの)いで飛ぶ意で、鷹の風切羽で作った矢といわれるが不明。

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