しただみ

精選版 日本国語大辞典 「しただみ」の意味・読み・例文・類語

しただみ

〘名〙 貝「きさご(喜佐古)」またニシキウズガイ科の小形種をいう古名
古事記(712)中・歌謡伊勢の海の 大石(おひし)に 這ひもとほろふ 志多陀美(シタダミ)の い這ひもとほり 撃ちてし止まん」
万葉(8C後)一六・三八八〇「鹿島嶺の 机の島の 小螺(しただみ)を い拾(ひり)ひ持ちきて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android