こうじゅ

精選版 日本国語大辞典 「こうじゅ」の意味・読み・例文・類語

こう‐じゅ カウ‥【香薷・香

〘名〙
植物なぎなたこうじゅ(薙刀香薷)」の漢名。《季・夏》 〔日葡辞書(1603‐04)〕
漢方薬ナギナタコウジュの花をつけた全草を採り乾燥したもの。利尿剤解熱や浴湯料に用いる。
言経卿記‐天正一五年(1587)六月二五日「紺屋罷向診脉了、四物湯〈略〉香薷〈略〉肉豆等加之二包遣了、大験也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android