精選版 日本国語大辞典 「きやり」の意味・読み・例文・類語
きやり
〘副〙 (「と」を伴って用いることが多い)
① 胸などがさしこんで痛むさま。きやきや。
※雑俳・鶯宿梅(1730)「胴突の胸へきやりと痞へもち」
② はっと驚くさま。また、心を動かすさま。びくり。
※雑俳・柳筥(1783‐86)四「百桟敷戸の明くたびにきやりする」
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