がっがっ

精選版 日本国語大辞典 「がっがっ」の意味・読み・例文・類語

がっ‐がっ

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 重い物で強くたたきつけるような音を表わす語。
湯島詣(1899)〈泉鏡花〉四「此折から譬へば荒滝を寸々(ずたずた)に切って落すやうな、がっがっといふ響がした」
② 鳥の鳴き声を表わす語。
※銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉後「青桐の葉が風にさわぎ、虫がないて、五位鷺の群ががっがっと鳴きわたる夜が多くあった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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