からつく

精選版 日本国語大辞典 「からつく」の意味・読み・例文・類語

から‐つ・く

〘自カ四〙 (「つく」は接尾語)
① からからに乾く。干からびる。
春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高浜虚子編〉「乾鮭のからついて居る柱かな〈漱石〉」
② からからと音がする。
※俳諧・七柏集(1781)予が結び捨し仙府の嘉定菴は「寄麗に管の簾からつく〈水長朔日(ついたち)の卯の時雨に晴あがり〈蓼素〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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