かまり

精選版 日本国語大辞典 「かまり」の意味・読み・例文・類語

かまり

〘名〙 忍びの斥候多人数のを「大かまり」、数人のを「伏せかまり」という。
家忠日記‐天正一〇年(1582)七月二六日「こやきわにかまりを置候て、手前も人をうち候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のかまりの言及

【忍術】より

…そのほか速歩の術,結印と呪文などその技法は多岐にわたる。流派は伊賀流,甲賀流をはじめ武田流,戸隠流,紀州流,楠流など各地に多数あり,その呼称も,忍(しのび),かまり,すっぱ,間諜,乱波(らつぱ),隠密など,地域や流派によりさまざまであった。【中林 信二】。…

※「かまり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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