精選版 日本国語大辞典 「おぎゃあ」の意味・読み・例文・類語 おぎゃあ [1] 〘副〙 赤子の泣き声を表わす語。※俳諧・宗因七百韵(1677)「露をやどせる盥ならなん〈松臼〉 産おとしおぎゃあと鳴た虫の声〈禾刀〉」[2] 〘名〙① 赤子が泣くこと。※歌舞妓年代記(1811‐15)二「あが子のおぎゃアもをしなべて、五たい五色の御ひゃうばん」② (転じて) 赤子をさしていう。※当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一一「ヲギャアの時から今日まで、まるきり素人で通したとはちと請取られぬ取做格好」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報