うらだつ

精選版 日本国語大辞典 「うらだつ」の意味・読み・例文・類語

うら‐だ・つ

〘動〙 語義未詳。「だつ」は「立つ」か。一説に、群がり立つ。また、浦に立つ、浦波が立つ、とも。
万葉(8C後)一四・三五五二「松が浦にさわゑ宇良太知(ウラダチ)ま人言思ほすなもろ我が思(も)ほのすも」
[補注]「うら」について諸説ある。(イ)「むれ(群)」の変化したもの、(ロ)「うれ(末)」の意、(ハ)浦の意、(ニ)「占(うら)」の意、など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android