知恵蔵mini 「いぶき2号」の解説 いぶき2号 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と環境省、国立環境研究所が共同で開発した温室効果ガス観測衛星。2009年に打ち上げられた「いぶき」の後継機。大きさは5.3メートル×2.0メートル×2.8メートルで、打ち上げ時の質量は約1.8トン。「いぶき」に比べてより高性能なセンサーが搭載されており、二酸化炭素の観測精度が約8倍に向上している。また、大気中の二酸化炭素が動物などからの自然由来なのか、または工場や火力発電所由来なのかを推定する機能もついている。18年10月29日に鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケットによって打ち上げられる予定となっている。 (2018-8-30) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報