とっさの日本語便利帳 「『或る女』」の解説 『或る女』 有島武郎 新橋を渡る時、発車を知らせる二番目の鈴が、霧とまではいえない九月の朝の、煙った空気に包まれて聞えて来た。\(一九一九) 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報