媒材(読み)バイザイ

デジタル大辞泉 「媒材」の意味・読み・例文・類語

ばい‐ざい【媒材】

媒介となる材料
絵の具をとく溶剤

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「媒材」の意味・読み・例文・類語

ばい‐ざい【媒材】

〘名〙
① 媒介となる材料。なかだちの役をする材料。比喩的にも用いる。
ジッドの死をきいて(1951)〈桑原武夫〉「すべて文学は言語というシンボルを媒材(バイザイ)とする以上」
絵具を溶く溶剤。水彩絵具を溶く水、油絵に用いられるテレビン油などのほか、動・植・鉱物性の多種類の物質が、目的(顔料、素地の種類)に応じて用いられている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android