デジタル大辞泉 「TATP」の意味・読み・例文・類語 ティー‐エー‐ティー‐ピー【TATP】[triacetone triperoxide] 《triacetone triperoxide》⇒過酸化アセトン 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「TATP」の解説 TATP アセトンの過酸化物で、高性能爆薬である「過酸化アセトン」(triacetone triperoxide)の略称。2015年11月のパリ同時多発テロや16年3月のベルギーでのテロでも用いられ、「サタンの母」の異名をもつ。トリニトロトルエン(TNT)の83%程度の爆発力があり、アセトン・過酸化水素水・塩酸・硫酸などを用いて比較的容易に製造できる。2017年3月28日、警視庁公安部はTATPを製造したとして爆発物取締罰則違反容疑で愛知県の無職男性を書類送検した。 (2017-3-30) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報