JOIS(読み)ジョイス(英語表記)JST Online Information System

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「JOIS」の意味・わかりやすい解説

JOIS
ジョイス
JST Online Information System

科学技術振興機構 JST前身である日本科学技術情報センター JICSTが 1976年に提供を開始したオンラインの文献情報検索サービス。日本のデータベース・サービスの草分け的存在で,大学,病院などでの研究,企業での研究開発や特許調査において国内外の科学技術および医学・薬学文献の検索が可能となった。当初は英数字,半角カタカナによる入出力に対応するのみであったが,数度にわたり改良が加えられた。2003年システム構成を一新し,日本,アメリカ合衆国,ドイツが共同で運営する STNインターナショナル(Scientific and Technical Network International)のシステム基盤を導入するとともに,独自の文献リンクシステム JOISLinkを開発し文献の全文閲覧が可能になった。2006年,一般利用者向けに JSTが 2003年に提供を始めた情報検索サービス JDream(JST Document Retrieval System for Academic and Medical Fields)と JOISが統合,JDream IIと名を改めた。2013年 JSTはデータベースコンテンツの作成は引き続き行なうとしながら,サービス事業を民間企業ジー・サーチ移管名称が JDream IIIに変更された。

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産学連携キーワード辞典 「JOIS」の解説

JOIS

「JOIS」 とは、Japan Online Information Systemの略。科学技術振興機構の提供している、科学技術に関する文献や研究テーマ情報など、8000万件のファイルを持つデータベースの中から必要な情報の検索を行うシステム。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「JOIS」の解説

JOIS

科学技術振興事業団によって提供されていた、科学技術関連の情報を検索できるデータベースサービス。2006年3月に運用を終了し、新サービスJDream IIに移行している。

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