Power Macintoshでは、680x0用のソフトもPowerPCネイティブのソフトも動作するが、68系のMacintoshでは680x0用のソフトしか動作しない。またPower Macintoshで680x0用のソフトを使うと動作速度が低下する。これらの不便を解消するため、680x0用のコードとPowerPC用のコードを合体させたものがFat Binary。それぞれのMacintoshで最適のコードが実行される仕組みになっている。ただしコードを重複してもつので、ファイルサイズが大きくなるという欠点がある。