2014年衆議院選挙（読み）にせんじゅうよねんしゅうぎいんせんきょ

知恵蔵mini

2014年衆議院選挙

2014年12月に行われた第47回衆議院議員総選挙のこと。14年11月21日、安倍晋三首相が電撃的に衆議院の解散を行い、同年12月2日に公示され、12月14日に投開票が行われた。獲得議席数は、自由民主党291(追加公認1人を含め、小選挙区223・比例代表68)及び公明党35と、与党が326議席を獲得。前回の選挙で大勝し324議席を占めていた与党は、引き続き議員定数の3分の2を超え圧勝した。野党の獲得議席数は、民主党73(公示前62、以下同)、維新の党41(42)、日本共産党21(8)、次世代の党2(19)、生活の党2(5)、社民党2(2)、新党改革0(0)、諸派0(0)、無所属8(17)。投票率は52.66%(小選挙区)で、戦後最低だった12年の前回選（59.32%、同）をさらに下回った。安倍首相は、自民党の政策に対し信任が得られたとして、同年12月24日に第3次安倍内閣を発足させる。

(2014-12-15)

出典　朝日新聞出版