1ビット通信(イチビットツウシン)とは？意味や使い方

デジタル大辞泉「1ビット通信」の意味・読み・例文・類語

人工衛星や宇宙探査機などに何らかの異常が生じ、通信が極めて困難な場合に行われる通信手段。機体の状態を把握する単純な問いかけに対し、イエスとノーに相当する回答を電波のオンとオフによって行う。日本初の火星探査機のぞみに、電源系統の不具合が生じた際に考案された。小惑星探査機はやぶさがアクシデントに見舞われた時にも、この通信手段によって運用されたことで知られる。

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

今日のキーワード

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...