鼠倉(読み)ねずみくら

精選版 日本国語大辞典 「鼠倉」の意味・読み・例文・類語

ねずみ‐くら【鼠倉】

〘名〙 鼠の害や水難を防ぐため、柱脚を高くして床を高く構えた蔵。
成形図説(1804‐06)一〇「むかしの倉、其柱すべて高かりける、〈略〉今吾南島の倉製皆しかるにて、方言高倉と呼べり、其柱の脚極て高くし、底鋪を広くすかし、風をとほし、且水難水鼠の患を防ぐによろし、今鼠倉といふもの、是に做へり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android