鼓琴(読み)こきん

精選版 日本国語大辞典 「鼓琴」の意味・読み・例文・類語

こ‐きん【鼓琴】

〘名〙
① 琴を弾奏すること。〔詩経小雅鹿鳴
② (晉の張翰が、顧彦先の死を悲しみ、彦先が平生愛していた琴をひいて慟哭したという「世説新語傷逝」の故事から) 知己に死別した悲しみのたとえ。

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普及版 字通 「鼓琴」の読み・字形・画数・意味

【鼓琴】こきん

琴を鳴らす。〔後漢書、馬融伝〕善く琴を鼓し、好んで笛を吹き、生任性、儒に拘せられず。居宇、多く侈(ししよく)を存す。~には生徒に授け、後には女樂を列ぬ。

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