黒藤山古墳(読み)くろふじやまこふん

日本歴史地名大系 「黒藤山古墳」の解説

黒藤山古墳
くろふじやまこふん

[現在地名]多度津町奥白方

弘田ひろた川の河口近くの丘陵上に築造された前方後円墳。黒藤山(一二二メートル)にはかつて十数基の古墳や組合せ箱式石棺が存在していたが、開墾によってほとんど破壊されてしまった。そのうち四号墳とされている前方後円墳は、山頂を東に少し下った標高九〇メートルに所在する。墳丘は全長三〇メートル、後円部の径一二メートル、高さ五メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android