黄泉帰(読み)よみじがえる

精選版 日本国語大辞典 「黄泉帰」の意味・読み・例文・類語

よみじ‐がえ・る よみぢがへる【黄泉帰】

〘自ラ四〙 (よみじから帰る意。「よみじかえる」とも) よみがえる。生きかえる。蘇生する。
読本春雨物語(1808)二世の縁「魂は願のままにやどりて、魄のかくてあるか。〈略〉とまれかうまれ、よみぢかへらせてん」

よみじ‐がえり よみぢがへり【黄泉帰】

〘名〙 よみじから帰ること。生きかえること。よみがえること。蘇生。
※雑俳・西国船(1702)「とりついて、よみぢがへりのうれし泣き」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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