鹿・鹿肉(読み)かのしし

精選版 日本国語大辞典 「鹿・鹿肉」の意味・読み・例文・類語

か‐の‐しし【鹿・鹿肉】

〘名〙 (「しし」は猪(いのしし)、鹿の類の総称)
① 「しか(鹿)」の古称
書紀(720)仁徳六七年一〇月(寛文版訓)「是の日に鹿(カノシシ)有て忽に野中より起(お)きて、民の中に入て仆れ死せぬ」
② 鹿(しか)の肉。
江家次第(1111頃)一「猪完(ゐのしし)一杯〈以雉代之〉鹿(カノ)完一杯〈以田鳥之〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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