鷹栖町(読み)たかすちよう

日本歴史地名大系 「鷹栖町」の解説

鷹栖町
たかすちよう

面積:一三九・四四平方キロ

昭和四四年(一九六九)上川郡鷹栖村が町制を施行して成立。上川支庁管内の中央部に位置し、東・南・西の三方は旭川市に囲まれ、北は上川郡和寒わつさむ町に接する。東・北・西の三方は馬蹄形状に山地に囲まれ、ほぼ中央をオサラッペ川が南流し町域南端で石狩川に合流する。町域の三六パーセントが農耕用地、三〇パーセントが山林で占められる。地味肥沃で米作中心の穀倉地帯である。主要道道和寒―鷹栖線、同鷹栖―東神楽ひがしかぐら線、同旭川―幌加内ほろかない線が通る。北海道縦貫自動車道が南境を通り、南西端に旭川鷹栖インターチェンジがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鷹栖町」の意味・わかりやすい解説

鷹栖〔町〕
たかす

北海道中部,上川盆地にある町。 1969年町制。地名はアイヌ語チカップニ (大鳥のすむ巣のあるところの意) に由来。旭川市の北部に隣接し,水田圃場整備ライスセンターの設置など農業構造改善の進んだ代表的米作地域。野菜栽培,畜産農産物加工業も行われる。南部に道央自動車道の旭川鷹栖インターチェンジがある。面積 139.42km2人口 6567(2020)。

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