鶴見塚村(読み)つるみづかむら

日本歴史地名大系 「鶴見塚村」の解説

鶴見塚村
つるみづかむら

[現在地名]宇土市野鶴のづる

東は下恵里しもえり村、西は伊津野いつの村、南は飯塚いいづか村、北は新開しんがい村、東北は平坦で緑川(現浜戸川)が流れ、西南高低がある。慶長国絵図に村名がみえ、近世は郡浦手永に属した。正保郷帳には田方一七三石三斗余で「水損所」とあり、畠方六八石四斗余。天保八年(一八三七)の郡浦手永略手鑑によると、宇土知行所の村で竈数二〇・人数一二二・役男三四、本方高三二二石三斗余、田一〇町八反余・畑八町三反八畝余、永荒六反九畝余、諸開三反九畝余と茶床がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android