鶴富屋敷(読み)つるとみやしき

デジタル大辞泉プラス 「鶴富屋敷」の解説

鶴富屋敷

宮崎県東臼杵郡椎葉村にある住宅平家の鶴富姫と平家の残党を追討するため派遣された那須大八郎との悲恋の地。「那須家住宅」として国の重要文化財に指定されている。

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世界大百科事典(旧版)内の鶴富屋敷の言及

【椎葉[村]】より

…源平の争いに敗れた平家の落人たちがこの地に逃れ住み,これを追って来た源氏の那須大八郎と平家の鶴富姫との間の恋物語の伝説は民謡《稗搗(ひえつき)節》にうたわれて,全国的に有名になった。上椎葉にある那須家住宅(鶴富屋敷。重要文化財)は19世紀前半の建築で,大家族制のなごりをとどめ,一部に寝殿造がみられる。…

※「鶴富屋敷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」