鶏黍(読み)けいしょ

精選版 日本国語大辞典 「鶏黍」の意味・読み・例文・類語

けい‐しょ【鶏黍】

〘名〙 ニワトリの肉を羹(あつもの)とし、黍(きび)を炊いて飯とすること。多く、客をもてなすことにいう語。饗応。
新編覆醤集(1676)四・謝韜窩所招「曾尋雞黍約、款密感情深」 〔北史‐盧思道伝〕

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普及版 字通 「鶏黍」の読み・字形・画数・意味

【鶏黍】けいしよ

鶏肉黍飯。人をもてなす。〔論語、微子〕子路從ひて後る。大人の、杖を以て(あじか)をふにふ。~子路を止めて宿せしめ、し、黍を爲(つく)りて之れをはしむ。

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