鳥養西之村(読み)とりかいにしのむら

日本歴史地名大系 「鳥養西之村」の解説

鳥養西之村
とりかいにしのむら

[現在地名]摂津市鳥飼西とりかいにし一―五丁目・鳥飼西・鳥飼下とりかいしも三丁目・鳥飼野々とりかいのの一丁目・鳥飼八防とりかいはちぼう一―二丁目・鳥飼和道とりかいわどう一―二丁目・東一津屋ひがしひとつやなど

鳥養野々とりかいのの村の南にあり、鳥養郷七ヵ村の一。西は鳥養郷の囲堤であるうげふせ縄手で一津屋村に接し、南は淀川。鳥養郷囲堤のうちにさらに大池おおいけ縄手で仕切られたなかに鳥養八坊とりかいはちぼう村とともに位置。ただし、村領の一部は藤森ふじのもり神社の社地を含めて大池縄手の外にもある。淀川堤上を大坂街道が通り、これに沿って集落を形成。室町時代は赤松貞村の知行であった鳥養西村にあたると思われる(→鳥養牧

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android