鳥の海

デジタル大辞泉プラス 「鳥の海」の解説

鳥の海

宮城県亘理郡亘理町、阿武隈川河口部の南に位置する河跡湖。面積約1.3平方キロメートル。東側仙台湾に通じる汽水湖水深が浅く、魚介類が豊富なことから野鳥が多く集まる。中央には蛭塚と呼ばれる円形小島が浮かぶ。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の鳥の海の言及

【亘理[町]】より

…農業が主産業で米作が中心であるが,野菜やブドウ,リンゴも栽培され,東部海岸砂丘地域では施設園芸(イチゴ)が行われる。阿武隈川河口南部の潟湖鳥の海には,第2次大戦後新漁港がつくられ,沿岸漁業やカキ,ノリの養殖が盛んである。仙台湾新産業都市地区に含まれ,国道6号線沿いに電子部品や金属などの工場が進出している。…

※「鳥の海」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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