鮑の貝の片思い(読み)あわびのかいのかたおもい

精選版 日本国語大辞典 「鮑の貝の片思い」の意味・読み・例文・類語

あわび【鮑】 の 貝(かい)の片思(かたおも)

万葉(8C後)一一・二七九八「伊勢あまの朝な夕なに潜(かづ)くといふ鰒貝之独念(あはびのかひのかたもひ)にして」
御伽草子横笛草紙(室町末)「あはびのかいのかた思ひ、人はかほどにつれなきを、思ふも苦しとにかくに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報