魚鼓(読み)ギョク

デジタル大辞泉 「魚鼓」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐く【魚鼓】

魚板ぎょばん」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「魚鼓」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐く【魚鼓】

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普及版 字通 「魚鼓」の読み・字形・画数・意味

【魚鼓】ぎよこ

木魚。宋・陸游〔眉州郡~石仏院に宿す〕詩 徑(ただ)ちに野寺に投じて、睡(ねむ)り正に美(よ)し 魚鼓忽ち報じて、江天(あ)く

字通「魚」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の魚鼓の言及

【魚板】より

…仏教,とくに禅宗で用いる鳴物(楽器)の一種。魚梆(ぎよほう)(開梆(かいばん)),飯梆(はんぱん),梆(ほう),魚鼓(ぎよこ∥ぎよほう)ともいう。木製で口に珠をくわえた長魚の形(主に鯉)をしており,寺院の食堂(じきどう)などに魚が泳いでいるようにつってある。…

【道情】より

…中国の歌曲の一種。もとは道教の道観で道士によってうたわれた賛歌で,幽玄な道の世界に遊ぶ法悦をうたう。それの起源は,六朝・唐代に道士や一般詩人も作詞し詠唱した〈歩虚詞〉という道歌だろうという。これの唐代における初見は,敦煌写本(スタイン5648号)に見いだされる〈道情詩〉であり,宋・元代になると民間の歌謡にもなって,長短さまざまな歌詞と節回しでうたわれ,芝居では登場人物の道士のみならず僧侶もこれをうたうことがあり,歌の内容にも俗世の愚かさや醜さへの風刺が加わるようになった。…

※「魚鼓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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