魚木に登る(読み)うおきにのぼる

精選版 日本国語大辞典 「魚木に登る」の意味・読み・例文・類語

うお【魚】 木(き)に登(のぼ)

本来場所を離れては、手も足も出ないことのたとえ。うお木に登る如し。
平家(13C前)一一坂東武者は馬のうへでこそ口はきき候とも、ふないくさにはいつ調練し候べき。うをの木にのぼたるでこそ候はんずれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報