魂結(読み)たまむすび

精選版 日本国語大辞典 「魂結」の意味・読み・例文・類語

たま‐むすび【魂結】

〘名〙 霊魂身体から遊離していくのを鎮(しず)めとどめる呪術衣服一部を糸で結ぶこと。また、衣服の紐を結ぶこと。
伊勢物語(10C前)一一〇「思ひあまり出でにし魂のあるならん夜ふかく見えばたまむすびせよ」

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