鬱滞(読み)うったい

精選版 日本国語大辞典 「鬱滞」の意味・読み・例文・類語

うっ‐たい【鬱滞】

〘名〙
① ふさがりとどこおること。
養生訓(1713)四「日久しく歴たる陰気欝滞(ウッタイ)せる物食ふべからず」 〔淮南子‐俶真訓〕
心配、不満などの気持が内にこもって、気分がさっぱりしないこと。
※養生訓(1713)八「園圃に出、高き所に上り、心をひろく遊ばしめ、欝滞(ウッタイ)を開くべし」

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普及版 字通 「鬱滞」の読み・字形・画数・意味

【鬱滞】うつたい

ふさがり滞る。〔漢書、儒林伝序〕(公孫)弘、學官と爲(な)り、の鬱滯せることを悼む。乃ちふ。~制して曰く、~詳らかに天下方聞の士をき、咸(ことごと)く(こ)れをに登らしめよと。

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