高村 真夫(読み)タカムラ シンプ

20世紀日本人名事典 「高村 真夫」の解説

高村 真夫
タカムラ シンプ

明治〜昭和期の洋画家



生年
明治9年8月18日(1876年)

没年
昭和30(1955)年

出生地
新潟県長岡

経歴
明治32年上京し、小山正太郎画塾・不同舎で学ぶ。35年の太平洋画会結成に参加して会員となり、第1回展から執筆する。40年の東京府勧業博覧会に「黄檗僧」を出品して3等賞を受賞し、同年の第1回文展から連続3回3等賞を受賞。大正3年から5年にかけてヨーロッパ各地を遊学し、帰国後も官展で活躍した。この間、太平洋画会理事、太平洋美術学校総務などを歴任し、また美術批評なども記した。著書に「美術巡礼記」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android