高佐八幡宮(読み)たかさはちまんぐう

日本歴史地名大系 「高佐八幡宮」の解説

高佐八幡宮
たかさはちまんぐう

[現在地名]むつみ村大字高佐下 宮廻

祭神は応神天皇。旧村社。

「注進案」によれば、貞観二年(八六〇、社伝では貞観元年)豊前宇佐うさ八幡宮(現大分県宇佐市)より三ツノ海と波多野両人が勧請。村内の宮面みやめんに祀りその地をツノ海屋敷みやしきといったが、のち現在地に遷座したという。当時は神殿拝殿・釣屋・神楽殿・神輿殿などがあり、郡中風鎮・雨乞・蝗除などの祈祷が行われた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android