駒込千駄木町(読み)こまごめせんだぎちよう

日本歴史地名大系 「駒込千駄木町」の解説

駒込千駄木町
こまごめせんだぎちよう

[現在地名]文京区千駄木せんだぎ一―二丁目・同五丁目・向丘むこうがおか二丁目

大観音前だいかんのんまえ通から下谷へ行く道(団子坂の通り)に沿った片側町および根津ねづ権現へ行く道に沿った片側町。東は下駒込村、南も同村、西は駒込世尊院こまごめせそんいん門前、北は千駄木御林跡地。千駄木の名はかつて千駄木御林から一日に千駄の薪を伐り出したため、また旃檀の大木があったが故ともいう(文政町方書上)。小間数は田舎間八二間(安永三年小間附町鑑)。元文二年(一七三七)町屋御免、延享二年(一七四五)町方支配となる。町内は東西一町半ほど、南北半町ほど、総坪数は一千一六一坪余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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