百科事典マイペディア 「駒ヶ岳(岩手・秋田)」の意味・わかりやすい解説 駒ヶ岳(岩手・秋田)【こまがたけ】 岩手・秋田県境にある二重式火山で,気象庁が常時観測する活火山でもある。秋田駒ヶ岳とも呼ばれる。標高1637m。安山岩質の溶岩,火山砕屑(さいせつ)物からなり,山頂部にカルデラ,女目(おなめ)岳(最高峰),男岳,カルデラ内には女岳のドームがある。コマクサなど高山植物群落(天然記念物)があり,北の乳頭山へ縦走登路が延び,山麓に温泉も多く十和田八幡平国立公園に属する。→関連項目雫石[町]|田沢湖[町] 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報