旺文社世界史事典 三訂版 「馮 玉祥」の解説
馮 玉祥
ふうぎょくしょう
Féng Yù-xiáng
中華民国の軍閥政治家
安徽 (あんき) 省の人。クリスチャン−ジェネラルといわれ,西北軍閥の首領。安徽派の段祺瑞 (だんきずい) に従い,のち直隷派に接近して,1924年の第2次奉直戦争では奉天派と結んで北京でクーデタを断行した。のち奉天を攻めて失敗し,1926年下野して訪ソ,帰国後中国国民党に入党して北伐に協力した。さらに反蔣介石運動を起こして失敗し,除名されたが,満州事変後復党。アメリカからの帰途事故死した。
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