馬取萱村(読み)まとりがやむら

日本歴史地名大系 「馬取萱村」の解説

馬取萱村
まとりがやむら

[現在地名]軽井沢町馬取

発地ほつち村の南、上信国境近くに位置する。文献上は文禄四年(一五九五)の御郡中永楽高辻(大井文書)に「拾七貫七百五拾文 馬取萱」とみえるのを初見とするが、古代の官牧長倉ながくら牧の南限に近く、村名は馬取ヶ谷(軽井沢町志)と牧の現業庁の名称を伝えていて興味深く、村内に駒形神社も残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android