首尾松(読み)しゅびのまつ

精選版 日本国語大辞典 「首尾松」の意味・読み・例文・類語

しゅび‐の‐まつ【首尾松】

江戸時代、江戸浅草蔵前の付近隅田川のほとりにあった松。吉原往来の船路にあたり、吉原通いの目じるしにされたという。
※談義本・根無草(1763‐69)後「目は届く左右河岸、椎の木はやねをしのびて高く、首尾の松は波をくぐりて栄ふ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android